今年度以降の「みんなの森」活動について(3/17開催『三井寺 みんなの森 & 大地の再生』photo紹介とともに)

昨年度3/17に開催した三井寺での森のお手入れ活動の写真をご紹介☆彡
ご参加くださった皆様、大地の再生スタッフの皆様、本当にありがとうございました。
強い雨が降り続ける中にも関わらず、この森のケアに貢献して下さったことに只々感謝です。
 
風の流れが変わり、
水の流れが変わり、
生きものたちの活動が始まり、
新しい森林再生活動も始まる。
 
みんなの森は
みんなの力で
変えられる
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 さて、今年度以降の「みんなの森」活動について、少し伝えさせていただきます。
 
 2018年に具体的な活動を開始した「みんなの森」。この活動は、2019年に発足した任意団体『三井寺「みんなの森」をともに育む会』を母体組織として、手探りと試行錯誤を繰り返しながら今に至っています。これまでご協力下さった皆様、本当にありがとうございました。中でも昨年度までの2年間は、大津市からの助成(パワーアップ・市民活動応援事業)を受けて活動を行うことができ、まさに躍動的にパワーをアップさせながら進むことができた日々でした。特にこの2年間の活動内容は多岐に渡るものとなりました。
 例えば自然配植の手法に基づいて様々な地域性の苗木を植えてゆく植樹活動では、とりわけ子どもたちにとって有意義な体験として心の中に残り続けるものになったのではないかと思っております。
 また苗木を植えるだけに留まらず、森を育むために様々なケア(大地の再生による施工・竹林整備・竹炭づくり・落ち葉によるマルチング・腐葉土づくりなど)も行ってまいりました。森の中に棲む生きものたちの営みや自然の摂理を体で感じ取れるこれらの機会は、どれもかけがえのないものであり、発見の連続でした。
 さらには焚き火交流会も開催いたしました。自然の中でゆったりと癒されながら、焼き芋や焼きマシュマロなどをつくって楽しい時間をみんなで過ごすことができました。
 
 これらの活動経験を今後にも活かしつつ、今年度から「みんなの森」はまた新しいスタートを切ることにいたしました。
 時代は21世紀の中盤に差し掛かろうとしています。テクノロジーの進化、価値観やライフスタイルの多様化、さまざまな要因が幾重にも重なり未踏の時代は今なお変化することを止めようとしません。このような時代の中、各個人個人が自由に活躍できる運営環境が今後一層大切になってくるのではないでしょうか。つまりは『特定の役割、特定の事業計画に固執することのない柔軟で小回りの利く運営スタイル』を大事にしてゆきたいということです。
 
 これらの理由から今後の「みんなの森」活動は通年で運営する組織を持つことなく、プログラム開催が必要なタイミングに限定して組織化するスタイルを取ることにいたしました。その都度『「みんなの森」実行委員会』として期間限定で組織を立ち上げることになります。もちろん会が立ち上がっていないときであっても、意志ある個人個人がそれぞれのペースで自由に活動を進めてゆきます。
(森に棲む鳥、虫、獣、草木、花たちの生命活動がそうであるように。)
 
 詳しい今後の活動については、また追ってお伝えいたします。
 
 
森が再生する力を完全に失うことがない限り、この活動は続きます。
今後とも「みんなの森」活動を、どうぞよろしくお願いいたします。
 
以上。2024年4月13日、松田卓也個人により。