(^^)動画「石木ダムのお話」をYouTubeに公開しました。(^^)

「公共事業とは、何のために、誰のために行われるのか。」
石木ダムのお話 石木川まもり隊 代表 松本美智恵さん
https://www.youtube.com/watch?v=V-U26XrVo3A
 
長崎県佐世保市を流れる石木川では、50年程前にダム計画が立てられました。
果たして本当に必要な計画なのだろうか。。。
同じような「効果性に乏しい公共事業」が、
全国各地に様々な形で存在してはいないだろうか。。。
この動画が、森と人とのあり方を根源的なところからみんなで考え直してみる
「ひとつのきっかけ」になってくれますように。^^
 
知ることは、生きること。
 
(母の日開催予定の「マザーアースデイ2020」は中止のため、代わりに当動画を制作しました。)
 
 
《松本美智恵さん プロフィール》
1951年 福岡県で生まれる。
1974年 福岡教育大学卒業。横浜市教員となる。
1976年 結婚。
1979年 埼玉県へ移住。仕事(夫の会社の経理事務)をしながら2子を育てる。
子育て卒業後、「憲法を読む会in新座」「金子みすゞを歌う会」等に参加、様々な出会いと学びを得る。
2008年 長崎県佐世保市へ移住。石木ダム問題に出会う。
2009年 石木川まもり隊を立ち上げ、石木ダム建設中止を求める活動を開始する。
2016年 石木ダム訴訟原告団事務局が発足、事務局長となる。2つの訴訟の原告数は延べ700人。
 
・石木川まもり隊 http://ishikigawa.jp/

firstと森


 

 

 

 
初めてを、始めました。
2020年3月15日
みんなでつくる みんなの森
初植樹。
 
カスミザクラ
エドヒガン
イロハモミジ
オオモミジ
モミ
ウラジロノキ
タムシバ
ホオノキ ...
 
ひとりひとりに存在意義があるように、
苗木ひとつひとつにも、
そこに根を張り、命を伸ばす意味がある。
 
今回植えられた苗木たちは、1ヶ月ほど経った今でも、
「この時代に、この場所で生きる」という
初めてをそれぞれに始めてくれている。^^
 
植樹から約1か月後の4/11撮影写真^^
↓↓↓

 

 
すべては、
たった2時間の「私たちみんなの初めて」
から始まったこと。
 
技術指導者はいても、そこに仕切屋がいるわけではない。
森の持ち主がいても、そこに利権屋が介在するでもない。
 
ひとりひとりの自然な意志で、
ひとつひとつの命が植えられた。
ただそれだけの、2時間。
 
 
「都民ファースト」を唱える人がいる。
「アメリカンファースト」を論じる人もいる。
「お客様ファースト」を求められる場がある。
 
これらひとつひとつの善し悪しを、
何もここで「言葉化」するつもりはない。
肯定も、否定もしない。
 
ただ、その理念の根源に『森羅万象ファースト』のメンタリティーが
内在しているかどうかを、私は問いたい。
根を張り、葉をつけるビジョンなのかどうかを。
もし「根も葉もない」ものであるならば、
そのときは自然の摂理に沿って、
いずれは枯れてしまうものだろう。
 
 
「first」には、
最初の、第一の、そもそも、発端
などの意味があるらしい。
 
初植樹の苗木たちは、言わば「ファーストチルドレン」。
これからはじまる、古くて新しい森をつくる先駆者の世代。
初植樹をしてくれた子どもたちも、やはり「ファーストチルドレン」。
誰かの命令ではなく、自らの意志で新しい時代を開いてゆく世代。
 
果たして、7世代先のチルドレンは、
この森の中で、どんな初めてを始めているのだろうか。。。^^
 
 
誰にでもみんなにある、初めて。
あのときの初めてがあって、今がある。
 
未来を育む「チルドレンファースト」の森づくりは、
今後も続くよ、どこまでも~♪^^
 
みんなみんな、ありがとう!
 
 
【参考文献】
・『封鎖を突破する言葉!』
 ダースレイダー × いとうせいこう(2020)DARTHREIDER
https://www.youtube.com/watch?v=PR7izYyh9-s
 
・『【特別公開】谷川俊太郎 Inspire Highライブ配信セッション』
 ガイド 谷川俊太郎(2020)Inspire High
https://www.youtube.com/watch?v=2z7eAaw2UcY
 
【投稿者】
 松田 卓也(アースフォレストムーヴメント)
 
【投稿日】
 2020年4月30日

みんなの森 初植樹 を終えて

構想の準備も含めると、丸3年がかかりました。^^
みなみなさまのおかげで、「三井寺 みんなでつくる みんなの森(vol.4)」での初植樹を終えることができました。
ご参加くださった方々、本当にありがとうございました。
また、準備の段階から、親身になって相談に乗って下さった支援者の皆様、枠を越えた森づくりに、深い理解でサポート下さっている三井寺の皆様、専門的見地から、参加者や開催スタッフへ丁寧にご指導下さった技術指導の方々にも、心からの感謝を申し上げます。
どうもありがとうございました。
そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします。m(_ _)m
 
私たちの植樹方法は、きちんと自然界に森をお戻しするための植樹方法を採用しています。
すでにご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そうです『自然配植』という植樹方法です。^^
今回(2020年3月15日)、ほんの40本程度の植樹でした。
(もちろん、ほんの40本程度と言っても、シカに簡単に食べられてしまわないように「防鹿柵(ボウロクサク)」を準備したり、赤ちゃん苗木が根を弱らせてしまわないような配慮をしたり、植えるのに適した季節選びや植えた後のケアを考えたりと、きちんとクリアすべき課題はたくさんあるので、決して一朝一夕で成せるものではないですし、そこがとても大切なところなんだと思います。)
 
この地球上で、森の蘇生のために必要とする植樹の数に比べれば、
わずか40本程度かもしれませんが、
この日は私たちにとって、新しい常識・新しい治山文化を宣言する一日でもありました。
ささやかながらも、私たちは大きな一歩を踏み出したのです。
 
残念ながら、現代日本の治山文化は、トータルで観たときには、
決して褒められたものではありません。
(これまでのこのブログをご覧頂ければ、その理由のいくつかを掴んでいただけるかもしれません^^)
まだまだ、課題は山積です。
 
私は、植樹についての専門的技術を体得しているわけではないです。
でも、少し現実世界に興味を持って向き合えば、
誰だって、この程度のことは気づくことができるはずです。
(問題は、具体的にわかろうとする人の数があまりにも少なすぎることかもしれません。)
こんな私にだってわかるのですから、あなたにもわかるはずです。
 
私は「したり顔」や「ナゾの上から目線」で、
現代日本に住む多くの人たちを悪戯にディスりたいわけではありません。
私は「悲壮感」や「焦燥感」で、
現代日本の現状を無情にかき乱したいわけでもありません。
 
もはや、そんなことをやっている場合ではないからです。
このサイト上の理念でも述べさせていただいているように、
全人類が一丸となって、いのちの力の源である森を大切にするべき局面にあるわけで。。。
本来、人類がマックスパワーで向かい合うべき課題のはずです。
 
せやけど~、とはいえ~、こんな時代だからこそ~☆彡
笑ってる場合でしょうし、歌ってる場合でしょうし、
踊ってる場合でしょうし、楽しんでる場合でしょう。^^
 
大人も子どもも、土まみれになって、
地域外からも国外からも、汗まみれになって、
閉塞した毎日から少しだけ抜け出してみて、
みんなみんな、夢まみれになって、
みんなでつくる、みんなの森。^^
 
たとえ、どんな未来が来ようとも、「生命の尊厳」の名の下に、
『すべての枠を越えて、ガラスの地球を救え。』
 
また来年の3月にもたくさんの人たちと
いっしょに植樹ができることを楽しみにしておりまするぅ~☆彡^^
 
(今回の植樹の詳しいご報告、写真は追って更新させていただきます。)
 
 
【参考文献】
・『ガラスの地球を救え 二十一世紀の君たちへ』
 手塚治虫(1996)知恵の森文庫
https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334722883
 
・『そしてまた歌い出す』
 RHYMESTER(2011)キューンレコード
https://recochoku.jp/song/S21024524/single?ds=33415829
 
【投稿者】
 松田 卓也(アースフォレストムーヴメント)
 
【投稿日】
 2020年3月31日

(^^)『Mother Earth Day 2020』5/10(日)大阪府吹田市(モモの家)で開催!(^^)

 
 
「母の日、地球にありがとう」のおまつりだぁ
楽しい おいしい よくわかる ワッハッハな一日☆彡
その他、お店や出展などいろいろ~!遊びにおいで~^^
 
◇特別対談 ゲスト
 ★坂田 昌子 さん(虔十の会 代表)
 高尾山ガイド。生物多様性条約締約国会議に長年関わり、精通。
 https://takaokenju.com/
 ★松本 美智恵 さん(石木川まもり隊 代表)
 石木ダム訴訟原告団事務局長。訴訟の原告数は延べ700人。
 http://ishikigawa.jp/
 
◇司会進行
 ★冨田 貴史 さん(冨貴工房)
 http://fukikobo.blogspot.com/
 
◇映画上映「ほたるの川のまもりびと」
 https://hotaruriver.net/
 (監督:山田英治/制作:NPO法人 Better than today/2017年/86分)
 
 
◎ 「最新のチラシ ゲストプロフィール プログラム詳細」はこちら^^ ↓↓↓ 
http://earth-forest.jp/news/wp-content/uploads/2020/03/20200327flyer.pdf
 
◎ 「マザーアースデイとは?」はこちら^^ ↓↓↓
http://earth-forest.jp/project.php#p1
 
 
   \(^^)(^^)(^^)(^^)/
       Mother Earth Day 2020
        『森・川・人 まつり』
   \(^^)(^^)(^^)(^^)/
 
 
母の日、
地球にありがとうのまつりを
開催します。^^
 
(^^)ドキュメンタリー映画上映 & 特別ゲスト対談(^^)
 
・映画「ほたるの川のまもりびと
石木ダム計画の中、
ふるさとを守り続ける人たちは…
 
・対談「ひとりひとりがまもりびと ~自然を大切にすることが、当たり前の未来を~」
高尾山(東京都)と石木川(長崎県)、
おふたりが大切にしてきたものとは?
 
☆会場内で、おいしいランチなどの複数出展もあり!
 
日時 : 5/10(日)10:00~16:00
 
会場 : コミュニティースペース モモの家
http://www.momo-family.org/
 
ゲスト :
★坂田 昌子 さん(虔十の会 代表)
https://takaokenju.com/
★松本 美智恵 さん(石木川まもり隊 代表)
http://ishikigawa.jp/
 
料金 : 2500円(映画のみ or 講演のみ 1500円)
     お申し込みはお早目に!
 
お申し込み・お問い合せ :
主催 森・川・人まつり 実行委員会
E-mail takuya@peace2001.org
TEL 070-5655-1726(担当:松田)

巨視と森

 緑なす大地 四季折り折りの花
 白い砂浜と 可憐なさくら貝
 まだ人の胸に ぬくもりがあって
 まだ海の色が コバルトの時代
 
 
このような歌詞から始まる歌がある。
20世紀をはるか昔のものとして、
遠い未来からこの時代を視る歌。
 
「まだあった」ということは、言い換えれば「もうない」ということ。
「緑なす大地」も「四季折り折りの花」も、
未来にはもうないということ。(少なくとも20世紀ほどには)
これは、私たちがこれから向かうかもしれない
未来の、ひとつの可能性。。。
 
今というフレームをひとたび離れ、
俯瞰(ふかん)して事象を観てみたとき、
はじめて「はっ!」と気づかされる瞬間がある。
 
そう、今に夢中になるということは、とても大事なことだけど、
今への執着が、未来をおろそかにしてしまうことだってある。
 
みんながみんな、微塵の悪気もないままに、
ただ「今」という帯を心のままに重ね続け、
ただ「生命本能」に忠実なままに生きた結果、
辿り着く「未来」。
 
私たちの個々に内在する
美しいけれど、どうしようもなくやっかいなこの「純粋な残虐性」。
 
せやけど、ここはひとつ、発想の転換やぁ~っ!☆彡^^
『未来を慮(おもんばか)る意識』をそれぞれに、
ひょんなことからでも、一旦アップデートできさえすれば、
たちまちにして、
「純粋な残虐性」は「純粋な創造性」に
姿を変えるのではないだろうか。
内在するものの扱い方次第で、
毒にも、薬にもなり得るのではないだろうか。
 
 
未来をつくろう。今からつくろう。
20世紀が LONG LONG AGO ではない、
「まだある」今から。☆^^
 
 
【参考文献】
・『LONG LONG AGO, 20TH CENTURY』
 阿木燿子 作詞 宇崎竜童 作曲 坂井紀雄 歌(1987)日本コロムビア
https://www.joysound.com/web/search/song/37067
 
・『美しい星』
 三島由紀夫(1962)新潮文庫
https://www.shinchosha.co.jp/book/105013/
 
・『美しき緑の星 -La Belle Verte-』
 コリーヌ・セロー 監督(1996)美しき緑の星-La Belle Verte- [公式]
http://labelleverte.fun/
 
・『「火の鳥」スペシャル』
 山田玲司 解説(2019)山田玲司のヤングサンデー YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=RhPiJhzKaLI
 
【投稿者】
 松田 卓也(アースフォレストムーヴメント)
 
【投稿日】
 2020年2月29日

(^^)『三井寺 みんなでつくる みんなの森 vol.4』3/15(日)開催(^^)


 
 
今回は、いよいよ植樹をはじめます。
森は みんなの力で 変えられる
定員40名 お申し込みはお早目に☆彡^^
チラシの詳細はこちら!^^ ↓↓↓
https://www.dropbox.com/s/q0lsfnn63gz6bhw/minanomori.pdf?dl=0
 
★スケジュール
 事前受付11:00~ / 13:00 集合→歩いて観音堂奥へ / 13:20観音堂奥へ到着・事前説明 / 13:30 みんなの森 植樹体験 開始 / 15:00 現地解散
(雨天の場合、三井寺屋内にて木工バッジづくり)
 
★参加費 : おとな300円 / 子ども(小学生以下)150円
 
★定員 : 40名
 
★持ちもの : タオル・軍手・水筒
  安全のため、必ず長袖・長ズボン・運動靴でご参加下さい。
 
★お申し込み
Tel070-5655-1726または、メールtakuya@peace2001.org(松田)にて、
《参加人数(大人○名、子ども○名。お子さんの年齢も)》《当日連絡先(携帯電話番号)》《お住まいの市町村》
を、前日3/14(土)までにお知らせ下さい。
※ボランティア保険登録のため、必ず当日事前受付もお願いします。

だいじょうぶだぁと森

なんとなくおもしろくて、
なんとなく味わい深いひとつの詩が、
私の耳に、この度やってきました。^^ ↓↓↓
 
SOCKS『だいじょうぶだぁ』Music Video
https://www.youtube.com/watch?v=dzZPtLgsOMk
 
 
変なおじさんは、一体何者なのか。。。
変なおじさんは、何を企んでいるのか。。。
変なおじさんは、地球上の森をどうしたいのか。。。
 
ものすごい「パワー」の持ち主である、変なおじさん。
大抵のことは、自分ひとりで「コントロール」できてしまう。
 
だから、変なおじさんは、
変なおじさんであることを
自分の「力」で『卒業』することだってできるのさ。
 
変なおじさん、もういいよね?
変なおじさん、もう大丈夫だよ^^
 
 
【投稿者】
 松田 卓也(アースフォレストムーヴメント)
 
【投稿日】
 2020年1月31日

Project #2「豊かな日本の森を育む政策づくり(文化づくり)をはじめよう!」についてのお知らせ

アースフォレストムーヴメントの活動をご支援、ご協力下さっている皆様へ
 
 いつもアースフォレストムーヴメントの活動を見守って下さり、誠にありがとうございます。2017年12月に発足した非営利グループであるアースフォレストムーヴメントも、おかげさまで2年目を迎えることができました。心より感謝申し上げます。
 
 今回、皆様にひとつお詫びしなければならないことがございます。
 当サイトに掲載している『ふたつのプロジェクト』にある「Project #2 豊かな日本の森を育む政策づくり(文化づくり)をはじめよう!」の計画スケジュールを大きく変更せざるを得ない状況となりました。
 
 以下に引用させていただいたサイト掲載文の中にもございますように、このプロジェクト「Project #2 豊かな日本の森を育む政策づくり(文化づくり)をはじめよう!」は、『市民参加型の「国会議員とともに真剣に協議する場」を2019年より年1回企画します。』との宣言の下、開始されたプロジェクトです。しかしながら、企画責任者である私、松田卓也の都合により、予定通りの実施は困難と判断しました。2019年中、様々な可能性を最後まで模索して準備を進めてまいりましたが、私自身の時間的な問題や、まとまった寄付を受けない活動スタイルから始まったことによる予算的な課題(経費削減の必要性)などの理由により、予定通りの実施を見送らざるを得ない状況となりました。
 当計画の準備にご協力下さっていた方々、見守って下さっていた方々、本当に申し訳ございません。
 
 今後の「Project #2 豊かな日本の森を育む政策づくり(文化づくり)をはじめよう!」の実施予定については、今のところ未定です。しかし、日本の森の現状を変えるには、いずれ森林政策を根本から変える必要があるという当初からの考え方に今でも変わりはございません。たとえ何年かかっても実現するだけの価値のある課題であると私たちは今でも考えております。まだまだ今は、未確定なことの多いプロジェクトではありますが、今後も誠実に日本の森林再生を目指して、活動を継続する気持ちでおります。
 引き続き、当プロジェクトの遂行に向けて、ご協力いただければ幸いです。
 
アースフォレストムーヴメント 松田 卓也
 
 
(以下、サイト掲載文より一部引用)
 
国の政策づくりを仕事とするすべての国会議員に対し、土砂災害対策をはじめ日本国内におけるあらゆる森林保全対策の総合的充実を継続的に提言します。また、市民参加型の「国会議員とともに真剣に協議する場」を2019年より年1回企画します。
 
いつの日か、ここで育まれた知恵と工夫と努力のひとつひとつが結び合わされ、日本の森を劇的かつパワフルに改善する大きな底力になることを願って。
 
(引用ここまで)

ジャーナリズムと森

グレゴリオ暦で定められた1年が、今年も終わろうとしています。
グレゴリオ暦とは「ローマ教皇グレゴリウス13世の命令により、1582年から使われている暦法」のことらしい。
 
私は、グレゴリウスさんにお会いしたことも、取材したこともない。
私は、グレゴリウスさんがどのような方だったのかも、知らない。
私は、グレゴリウスさんがどういう意図でこの暦を導入したのかも、知らない。
そもそも、グレゴリウスさんが本当に導入した暦なのかかどうかも、私にはわからない。
 
知らないことを知ろうとすることや、
知らないことを知らせようとすることは、
『多様で厚みのある文明』を形成する上で、
とても大切な姿勢だと思います。
 
知らないことを知ろうとすることや、
知らないことを知らせようとすることは、
ジャーナリズムが持っている
とても大きな役割です。
 
さてさて、もう少しだけ暦のお話をさせて下さい。m(_ _)m
暦の和洋を問わず、私はただ世の中の「スケジュール」として、
既存の暦たちと折り合いをつけながら、毎日を生きています。
私個人としては、
「令和の元年」にも、「グレゴリオ暦の新年」にも、
特別に大きな意味を持って生きてはいません。
(いっそのこと『冬至を起点』に新年を定めた方が、しっくり来るんじゃないかなぁ~なんて思っています。^^)
 
法的にも、倫理的にも、
『言論の自由』が一応保障されている今日2019年12月31日に、
今の私が思っていることを、ここにただ述べさせていただきました。
 
「思ったことを自由に言うことのできる言論空間」とは、
誰もが活かすことができる言わば『OKな牧場』^^。
(いや、そもそも言論空間に「檻」などあってはいけないでしょうから、
牧場以上の『社会的共通資本』と言っていいでしょうね。)
 
しかし、この自由な言論空間が、今なお十分には許されていない場があります。
この星地球です。
 
真実を真実として、知らされないし、知ることができない。
スポンサー側の「希望」。
統治者側の「意向」。
情報の受け手側の「志向」。
 
これらの力が相乗的に働いた結果、
日本は、一億総情報弱者の「牧場」になってしまうのでしょうか。
世界は、77億総情報弱者の「牧場」になってしまうのでしょうか。
(あなたにとって、これは「OK」な状態ですか?)
 
アマゾンの森で、今何が起きているのか。。。
ボルネオの森で、今何が起きているのか。。。
日本列島の森で、今何が起きているのか。。。
 
知ることは、生きること。^^
 
 
【参考文献】
・『メディアの罠』
 青木 理 神保 哲生 高田 昌幸(2012)産学社
http://sangakusha.jp/ISBN978-4-7825-7000-5.html
 
・『いま、メディアに求められる倫理とは』
 堀 潤 宇野 常寛(2017)PLANETS〈HANGOUT PLUS〉
https://www.youtube.com/watch?v=p9wQtm3sxhg
 
・『i -新聞記者ドキュメント-』
 森 達也 監督(2019)STAR SANDS
http://www.kinenote.com/main/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=92989
 
・『浜矩子 × 鳩山友紀夫』
 浜 矩子 鳩山 友紀夫(2019)東アジア共同体研究所
https://www.youtube.com/watch?v=ShvTLZDwKrs
 
・『報道中毒 〜Journalism Junkie〜』
 烏賀陽 弘道 中村 哲雄(2019)烏賀陽RADIO
https://www.youtube.com/watch?v=qK6fPWbY8jc
 
・『SALU「Goodtime」』
 SITE(Ghetto Hollywood)監督(2014)TOY’S FACTORY
https://www.youtube.com/watch?v=wI28qqXJ888
 
【投稿者】
 松田 卓也(アースフォレストムーヴメント)
 
【投稿日】
 2019年12月31日