【母の日限定企画】一級河川よみがえり2024 『淀川水源 琵琶湖 三井寺から』
毎年、母の日に進めてきた企画『一級河川よみがえり』。
今年からは少し趣向を変えて、さまざまな一級河川の流域にて、さまざまな人に森についてのインタビューをし、それを文字に起こしてゆきます。
このインタビューで行う質問はシンプルな3つ。
①あなたが、日本の森に対して感じる印象を自由にお話ください。
②あなたが、日本の森に対してやりたいこと、やれることは何ですか?
③あなたは、日本の森が今後どうなってほしいと思っていますか?
お応えそのものを正しいとも誤りとも決めつけることはいたしません。
ただただ、ありのままをお届けし、ありのままを残してゆこうという企画です。
動画や音声が大量に駆け巡る時代の中で、あえて素朴な文字として届けることを選びました。
目に入る場所にそっと静かに置かれ、並べられてゆく文字表現というものも悪くはないものです。
もしよろしければ、ご覧になってください。
インタビュー対象者:『三井寺 みんなの森 野外活動 特別編』の参加者Kさん
インタビュー日:2024年5月12日(日)
インタビュー場所:三井寺 観音堂(CaFe KanOn)
●あなたが、日本の森に対して感じる印象を自由にお話ください。
自分の印象としては、そのーとっても大切なんですけども、だけど今は距離があるっていうか、なかなか関わる接点がない存在だと思っています。今言っててちょっとつけ加えたくなったのは、森は元々大地を守ってて、人類にとってもそのーまぁお母さんというか、要はすごい身近な大切な存在だったはずなんですけど、そういうちょっと森のことを、何だろうな、普段生活してたら忘れてしまうっていうか、あのーどれだけその恩があるのかっていうのも忘れてしまっている。で、どんどん今なくなってますけど、それについてなんか無力感っていうか、止められないっていうか。「ちょっとこのまま滅びていくのかなー」みたいな感じのひとごと感がちょっとあったりしました。
●あなたが、日本の森に対してやりたいこと、やれることは何ですか?
やっぱり健康になってほしいというか、なんだろうな、難しいですね、なんだろう、やっぱりそうですね、あの未来の世代の人たちが生きるときも健康で母なる存在としてなんかずっと活躍してほしいので、やっぱりそういう未来も森が続いていくような形で力になれることをやりたいと思っていて、それこそ大地が傷んでたら木も傷んでくるから、そうですねやっぱり、あのみんなでよくしていきたいですね。今関心がある人も、関心がない人も含めて地球で生きているんで、ひとりひとりが本当に協力し合って、地球と森を癒すような活動を自分もいろんな人と協力してやっていきたいなって今回の活動を通して思いました。
●あなたは、日本の森が今後どうなってほしいと思っていますか?
やっぱりあれですね、もう一回人間に尊敬されるような森っていうか、自分にとっては森のおかげで生きられているし、なんだろう、なんか森のおかげで生きられているなぁって。やっぱりあれですね、人間が生きられるためにまた森に入っていけるような人間の暮らしや生活と密着した、、、難しい、考えたことがなかったそこまで。えと、やっぱり癒されてて健康になってて、人がそこに行くだけで生きるエネルギーをもらえるくらい生きものを癒す力で溢れている状態の森が必要なところにはちゃんとある。でなんかその森が人を癒してくれているってことをひとりひとりがちゃんと知ってて、母なる森があるからこそ人類がみんな兄弟になれるってゆうか、森があるからその人と人が繋がれるというか、なんかすいません今思ったことそのまま言っちゃってるんですけど。今生きてる私もそうですけど、これから生きてく人たちも、人類を守ってくれるような森が日本でも世界でもまたたくさん蘇っていったらいいなと、そう思います。