森林本位制と森(後編)

先月のブログ記事「河川氾濫と森」を挟んで、2ヶ月ぶりの後編帰結となってしまいました。
前編の中で、「来月後編へと続くのであった~☆」と予告しておきながら、その通りにはなりませんでした。
みなさま、どうもごめんなさい。m(_ _)m
 
台風、豪雨、河川氾濫・・・
予期せぬ出来事は、瞬く間に私の「予定」を変えてしまった。
言わば、出来事が私をコントロールしたのです。
 
しかし、私の中にあるイメージまでは、
誰もコントロールすることはできない。
イメージは、絶対的に自由なもの。
 
これは、私だけに限ったことではない。
誰にとっても、どのようなものであっても、
イメージというものは、
侵されることのない絶対的に自由なもの。
 
たとえもし、
私が暗い部屋に閉じ込められようが、
体の自由を奪われようが、
「見ざる・言わざる・聞かざる」を強要されようが、
イメージすることの自由は、微塵も減らず、そのまんま存在し続ける。
(それくらいイメージするということは、力強いし、おもしろい!^^)
 
たとえば、
私たちには誰でも「図書館を使用する自由」がある。
だけど、その自由を使わなければ、
その人にとって図書館は存在しないも同然になる。
 
それと同じように、
私たちには誰でも「未来をイメージする自由」がある。
だけど、その自由を使わなければ、
未来は想像上にさえも存在しないことになってしまう。
 
よしせっかくだから、イメージする自由を使ってみよう。^^
 
イメージしてみる。。。
描きたい未来を、好きなように好きなだけ、
イメージしてみる。。。
 
 
 
もし私たちが、
『森林は森林のままで存在しているだけで、すばらしい価値があると誰もが認めている世界』
を選んだとする。。。
 
 
 
今のあなたには、
どのような『未来』が映っていますか?
 
 
 
私たちは、いのちを大切にする力を「完全に」手放してしまえるほど、愚かではないはずです。
ほんのわずかでも「人間性」が、心の奥底に消えずに残っている限り、
人間が自らつくってきてしまった「不自然なコントロール」をすべて見破りはじめるはずです。
 
瞬く間に
森の「予定」を
世界の「予定」を
変えてしまえるほどに。
 
 
未来からご覧のあなたには、
どのような『現実』が映っていますか?
 
 
【参考文献】
・『ハーメルンの死の舞踏』
 ミヒャエル・エンデ(1993)朝日新聞出版
https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=737
 
・『人類の暗い未来への諸対策』
 田中 宇(2019)田中宇の国際ニュース解説 世界はどう動いているか
https://tanakanews.com/191028ubimmt.htm
 
・『ブラックジャック「Karte:38 未知なる者への挑戦」』
 手塚 治虫 原作 手塚 眞 監督(2005)手塚プロダクション
https://www.youtube.com/watch?v=HjF8rzOUxgY
 
【投稿者】
 松田 卓也(アースフォレストムーヴメント)
 
【投稿日】
 2019年11月30日