みんなの森 初植樹 を終えて

構想の準備も含めると、丸3年がかかりました。^^
みなみなさまのおかげで、「三井寺 みんなでつくる みんなの森(vol.4)」での初植樹を終えることができました。
ご参加くださった方々、本当にありがとうございました。
また、準備の段階から、親身になって相談に乗って下さった支援者の皆様、枠を越えた森づくりに、深い理解でサポート下さっている三井寺の皆様、専門的見地から、参加者や開催スタッフへ丁寧にご指導下さった技術指導の方々にも、心からの感謝を申し上げます。
どうもありがとうございました。
そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします。m(_ _)m
 
私たちの植樹方法は、きちんと自然界に森をお戻しするための植樹方法を採用しています。
すでにご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そうです『自然配植』という植樹方法です。^^
今回(2020年3月15日)、ほんの40本程度の植樹でした。
(もちろん、ほんの40本程度と言っても、シカに簡単に食べられてしまわないように「防鹿柵(ボウロクサク)」を準備したり、赤ちゃん苗木が根を弱らせてしまわないような配慮をしたり、植えるのに適した季節選びや植えた後のケアを考えたりと、きちんとクリアすべき課題はたくさんあるので、決して一朝一夕で成せるものではないですし、そこがとても大切なところなんだと思います。)
 
この地球上で、森の蘇生のために必要とする植樹の数に比べれば、
わずか40本程度かもしれませんが、
この日は私たちにとって、新しい常識・新しい治山文化を宣言する一日でもありました。
ささやかながらも、私たちは大きな一歩を踏み出したのです。
 
残念ながら、現代日本の治山文化は、トータルで観たときには、
決して褒められたものではありません。
(これまでのこのブログをご覧頂ければ、その理由のいくつかを掴んでいただけるかもしれません^^)
まだまだ、課題は山積です。
 
私は、植樹についての専門的技術を体得しているわけではないです。
でも、少し現実世界に興味を持って向き合えば、
誰だって、この程度のことは気づくことができるはずです。
(問題は、具体的にわかろうとする人の数があまりにも少なすぎることかもしれません。)
こんな私にだってわかるのですから、あなたにもわかるはずです。
 
私は「したり顔」や「ナゾの上から目線」で、
現代日本に住む多くの人たちを悪戯にディスりたいわけではありません。
私は「悲壮感」や「焦燥感」で、
現代日本の現状を無情にかき乱したいわけでもありません。
 
もはや、そんなことをやっている場合ではないからです。
このサイト上の理念でも述べさせていただいているように、
全人類が一丸となって、いのちの力の源である森を大切にするべき局面にあるわけで。。。
本来、人類がマックスパワーで向かい合うべき課題のはずです。
 
せやけど~、とはいえ~、こんな時代だからこそ~☆彡
笑ってる場合でしょうし、歌ってる場合でしょうし、
踊ってる場合でしょうし、楽しんでる場合でしょう。^^
 
大人も子どもも、土まみれになって、
地域外からも国外からも、汗まみれになって、
閉塞した毎日から少しだけ抜け出してみて、
みんなみんな、夢まみれになって、
みんなでつくる、みんなの森。^^
 
たとえ、どんな未来が来ようとも、「生命の尊厳」の名の下に、
『すべての枠を越えて、ガラスの地球を救え。』
 
また来年の3月にもたくさんの人たちと
いっしょに植樹ができることを楽しみにしておりまするぅ~☆彡^^
 
(今回の植樹の詳しいご報告、写真は追って更新させていただきます。)
 
 
【参考文献】
・『ガラスの地球を救え 二十一世紀の君たちへ』
 手塚治虫(1996)知恵の森文庫
https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334722883
 
・『そしてまた歌い出す』
 RHYMESTER(2011)キューンレコード
https://recochoku.jp/song/S21024524/single?ds=33415829
 
【投稿者】
 松田 卓也(アースフォレストムーヴメント)
 
【投稿日】
 2020年3月31日